ヘルニアとは?
ヘルニアは日本語で「脱出」という意味になります。
ヘルニアとは圧に耐えられなくなった臓器や組織が、正常な位置からはみ出してしまった状態のことを言います。
椎間板ヘルニアとは
椎間板の中には「髄核」というものがあり、それを覆うように「繊維輪」があります。
長期にわたり椎間板に負荷をかけ続けてると髄核が繊維輪を突き破って飛び出してきます。
この状態を「ヘルニア」と言います。
身近なものだと大福をイメージしてもらえると分かりやすいと思います。
手(骨)で大福(椎間板)を挟んで圧迫をした時に中のあんこ(髄核)が餅(繊維輪)を突き破って出てくるのと同じようなものになります。
腰椎椎間板ヘルニアの原因とは?
三郷駅前はりきゅう整骨院では、腰椎椎間板ヘルニアには急性(急に痛くなる)と、慢性(徐々に痛みが出てくる)があると考えています。
例えば
・長期にわたる不良姿勢によるもの
・運動中におこるもの
・加齢による骨の老化
などです。
1.不良姿勢
人間の背骨は横になっている時以外は常に負荷がかかっていると思ってください。
仮にゆがみがほとんどない状態であれば、背骨1個1個には均等に圧がかかっているので、1ヵ所に過度な負担がかからないように構成されいます。
しかし実際には、どこにも負担のない体をしている方はほぼいません。
姿勢の崩れやゆがみによって、特定の場所に負担がかかるようになる事で腰椎椎間板ヘルニアが起こりやすくなってしまいます。
2.運動中に起こるもの
これは人によって許容範囲が変わってきます。
格闘技やコンタクトスポーツでは負担がかかりやすいのはイメージがしやすいと思いますが、それ以外の運動でもその時の身体のコンディション次第で受傷してしまうケースもあります。
運動中によるものだと必然的に外力にも左右される場合があるので、この動きをすると必ずなってしまうなどのものはありません。
しかし、筋力やバランスの良い方が早期に回復することが見込めます。
3.加齢による骨の老化
加齢に椎間板の水分量が少なくなると言われています。
水分が減れば椎間板の弾力が低下する為、クッション性がなくなります。
結果ヘルニアが起こしやすい状態になってしまいます。
椎間板の弾力は筋力にも大きく左右される為、体を支えるための筋力がしっかりと備わっている人は腰椎椎間板ヘルニアになりにくい体と言う事が出来るのではと考えています。
三郷駅前はりきゅう整骨院のヘルニアの考え方
日常生活の悪い習慣による骨格のゆがみ
↓
姿勢や血行が悪くなる
↓
骨格で支えきれなくなって筋肉への負担が増えると同時に硬くなる
↓
頚部・腰部や四肢への痛みやしびれ
という負のスパイラルで症状が出てきます。
なので、私たちはこの根源から断ち切るための手助けをしていきます。
そうすると
よい習慣が身に付き、骨格のゆがみが改善・軽減する
↓
姿勢や血行が良くなる
↓
骨格で身体が支えられるようになり、筋肉への負担が減り、柔軟になる
↓
痛みやしびれを感じにくい・感じない状態になる
というよい循環に変わっていきます。
腰椎椎間板ヘルニアでお困りの方へ
腰椎椎間板ヘルニアと診断されてしまったら「手術かな…」と思われている方も多いと思います。
また痛みと一生付き合っていくしかないと覚悟されている方も多くいらっしゃいます。
しかし痛みを我慢して付き合っていくか、痛みのない状態で付き合っていくかでは全然意味合いが違います。
痛みと付き合っていくしかないと覚悟があるならば、よくなるように頑張ってみるのもありかもしれません。
三郷駅前はりきゅう整骨院ではそのお手伝いをさせて頂いております。