軽く見てはいけないむちうち…後遺症を残さない為には/どこに行っても治らない不調なら|埼玉県三郷市・三郷駅前はりきゅう整骨院へ

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軽く見てはいけないむちうち…後遺症を残さない為には

交通事故やコンタクトスポーツなどによって引き起こされてしまうむちうちですが、軽くみてしまうと思わぬ後遺症を残す事になってしまう可能性もあります。むちうちの種類や後遺症を残さない術を解説します。

むちうちの原因は?

よく交通事故が原因でむちうちになってしまったという話は耳にすると思います。
また交通事故だけでなく、コンタクトスポーツでもむちうちになる可能性は十分あります。

むちうちは突然、後方などからから強い衝撃が伝わってきた際に、体や首が鞭のように大きく「く」の字に曲がって痛める事から名前がつきました。

衝撃を少しでも予想できれば、瞬時に筋肉が緊張して動きを少し押さえてくれますが、突然の衝撃だと力が入っていない分、首が大きく動いてしまう為、衝撃が直接骨に入ってしまい骨や周囲の筋肉を損傷してしまいます。

この損傷によって首や肩に痛みや痺れがでるようになってしまいます。

むちうちには種類がある?

むちうちは4種類の型にわけられています。

頚椎捻挫型

むちうちの多くは「頚椎捻挫型」に該当するといわれています。

主な症状は
上を向いたり、振り返ったりなどの首を動かした時の痛みが主な症状です。
また痛みが強い為、動く範囲も狭くなります。

症状が強い方だとじっとしているだけでも痛みを感じたり、肩から腕にかけての痛みや痺れを訴える事もあります。

軽い頚椎捻挫型であれば、早くて1週間~2週間で症状が少しずつ軽くなっていきます。
※損傷状況により、症状の強弱は様々ですので、必ず上記の期間で治るものではありません。

神経根型

「神経根型」の場合は、強い衝撃によって首の筋肉や靭帯にプラスして、頚椎同士の間にある椎間板や神経が通る隙間まで損傷してしまっている状態です。

主な症状は
首の痛みと肩や背中、腕までわたって強い痛みや痺れを感じます。

痛みや痺れが広範囲という点、場合によっては力が入りにくいなどの症状から頚椎捻挫型区別する事ができます。

また神経根型は損傷レベルが強くなるので、治療も長期間要する事が多いです。

バレ・リーウー症状型

「バレ・リーウー症状型」は衝撃による首周囲の損傷が自律神経まで影響を受けてしまっている状態です。

損傷が自律神経まで影響を受けるので、首の痛みだけでなく、頭痛や吐き気、めまいなどの自律神経症状と言われる症状を訴えるのが特徴的です。

場合によっては倦怠感、不眠などから、うつ病に発展してしまう人もいます。

バレ・リーウー症状型は受傷してから数カ月経ってから症状が出る事がほとんどで、3~6カ月の間、症状の改善が見られない場合に判断されます。

脊髄症状型

「脊髄症状型」はむちうちの中で一番重い状態です。

脊髄は脳と同じく中枢神経に分類されます。
中枢神経は一度傷ついてしてしまうと、ほとんど再生しないと言われいます。

「脊髄症状型」は衝撃によって頚椎の骨折によって脊髄も一緒に傷つけてしまう事が多いです。
※骨折していないと脊髄を損傷しないかと言うと、そうではありません。

脊髄を損傷してしまった場合、損傷部位より先には情報が伝わっていかないので、重大な後遺症が残ってしまいます。

症状は筋力の低下や情報が伝わっていかない為、感覚麻痺や歩行障害なども出てきます。

三郷駅前はりきゅう整骨院のむちうちの考え方

まずむちうちになってしまった直後は、首に強い損傷が起こっていますので、無理に動かしません。
無理に動かしてしまうと逆に痛みを増悪場合もあります。

この時期は、炎症と損傷をできるだけ早く落ち着かせることが先決です。

患部への血流を良くする為のマッサージや超音波、電気を用いて首に極力負担をかけない施術をしていきます。


徐々に炎症や損傷が良くなってきますが、すぐに痛みが抜けるわけではありません。

ただ少しずつ首の可動域が広がったり、症状が軽くなってきますので、体が受け入れられる刺激量も自然と増えてきます。

硬くなってしまった首周囲の筋肉、痛みをかばって生活していたせいで歪んでしまった骨格に対してもアプローチすることで、回復力を上げていく事ができます。


最終的には頭や首を支えている体の土台である骨盤や背骨にまでアプローチをかける事で、むちうちになってしまう前の元気なお身体に戻れるように施術を進めていきます。